何度も読み返す
私たちの教え方で学べない子にはその子の学び方で教えよう
上野一彦
このことばは、長年、特別支援教育にご尽力されいる、上野一彦先生のことばです。
特別支援教育士の機関誌である「LD ADHD&ASD」(明治図書出版)の裏表紙に毎号書かれています。
学習障害(LD)などの発達障害の子どもたちの個性や能力を尊重し、学習の可能性を広げようという心構えを示しています。
子どもたちの強みを伸ばし、弱みを克服
発達障害の子どもたちは、学習に困難を抱えているだけで、決して学べないわけではありません。その子の学び方で教えることで、子どもたちは、自信や達成感を得ることができます。
このことばは、発達障害の子どもたちだけでなく、すべての子どもたちとの関わりに対しても有効だと思います。子どもたちは、それぞれに得意なことや不得意なことがあります。その子の学び方で教えることで、子どもたちは、自分の強みを伸ばし、弱みを克服することができます。
改めて、それぞれの認知特性を理解することがとても重要であると考えさせられます。
WISCなど検査は、IQを算出するだけでなく、その結果を分析し、解釈することが重要ですね。
まとめ
全ての子どもたちが学校で勉強することが楽しくなるように言語聴覚士として、特別支援教育士として、できることを考えていきたいと思います。大切なことばなので、日々、意識できるように、このブログにも書き留めておきます。