たすきちのゆるゆるブログ

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95歳、独居の祖母と2040年問題

現在の祖母の生活

ゴールデンウイークの休みを利用して、95歳で独居生活をしている祖母の家に行きました。

機能評価

  • 祖母は、最近、大谷翔平を応援しているそうです。大谷選手が結婚したことも、奥様がバスケットボール選手だったことも知っていました。
  • 発音は明瞭、嗄声なし、お茶をコップで飲んでもむせなし、喉頭挙上も危なげなし。

認知機能・嚥下機能OK

職業柄、ついつい機能評価をしてしまいます(笑)。

82歳のヘルパーさん

そんな祖母はもうすぐ96歳。私の叔父や叔母、訪問ヘルパーさんに支えられながらも要支援1で、独居生活を維持しています。お世話になっている訪問ヘルパーさんは何人かいるそうですが、その中に、82歳のヘルパーさんがいるとのこと。原付に乗って祖母宅へ訪問し、掃除だけでなく入浴介助もしてくれるそうです。驚きですね、95歳の高齢者を82歳の高齢者が支えているなんて。しかし、2040年に向けて、こういった状況は、徐々に珍しいことではなくなっていくのかもしれませんね。

2040年問題

  • 「2040年問題」とは、簡潔に言うと高齢化と人口減少の進行に伴う一連の社会的・経済的問題。
  • 2040年まで、高齢化の問題として見てみると、団塊の世代層(1947年から1949年生)が後期高齢者である75歳になる「2025年問題」、65歳以上の高齢者が人口の30%を超える「2030年問題」、団塊の世代が85歳を迎え、総人口の約33%が65歳以上の高齢者となる「2035年問題」、そして2040年頃には団塊ジュニア世代層(1971年から1974年生)が65歳を超え、全人口に占める65歳以上の高齢者の割合が約35%に達すると予測されている。
  • 一方、少子化の進行も止まらない。
  • このような人口構造の変化にいよいよ耐え切れなくなると予測されるのが2040年。現役世代の社会保障費の負担はさらに増大すると予測され、医療や介護の需要増加に対して人員や財源の不足が深刻化するとことも見込まれる。さらに、労働力の不足、生産性の低下、地方の過疎化、世代間格差の拡大など、多岐にわたる問題が懸念されている。

出典:私たちは「2040年問題」を乗り越えられるのか|第一生命経済研究所 (dlri.co.jp

健康寿命を延ばす

祖母に、今のような生活ができている秘訣を聞いてみたところ、アミノールを10年ほど続けて飲んでいること、ヤクルト1000を3年ほど続けて飲んでいることと返ってきました。なるほど、アミノエールでサルコペニアを予防して、ヤクルト1000で免疫力を高めるわけですね。はぁ~、健康寿命を延ばすためにはある程度お金もかかるわけですね。ただ、それだけでなく将来を見据えて早めに対策をとっていたという点も大事なんだと思います。82歳のヘルパーさんや95歳の祖母のように高齢になっても元気に生活するためには、若い内からの計画的な「貯金と貯筋」が大切ですね。いや、インフレや社会保険料の増額に対応するには、「貯金」ではダメですね、「資産運用」です。私は、新NISAを利用した「長期保有ドルコスト平均法・低コストインデックスファンド」で対応します。個人的には新NISAで個別株はお勧めしません!!

tasukichiz.hatenablog.com

備考

  • サルコペニアとは、筋肉量の減少に伴って筋力や身体機能が低下している状態を指す言葉。
  • 健康寿命とは、健康上の問題によって日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。

まとめ

ここだけの話、おじいちゃんが亡くなって一人暮らしになってから、ストレスが無くなったことも長生きできている秘訣だとも言っていました(笑)。とにかく、祖母が元気で過ごせているようで良かったです。まだまだ元気に長生きしてほしいものです。