たすきちの心に残った取組5選
3日目、琴櫻-飛猿
映像で見ると、飛猿が勝ったように見えますが、これは、誤審?物言いも着かなかった。飛猿にとっても三役に戻れるかどうかという大切な場所であったためにとても残念です。
「物言いをつける必要あった」琴桜と翔猿の土俵際微妙判定に「説明あればスッキリしたのに」元大関・琴風さん苦言(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
5日目、宇良-明生
宇良に軍配が上がり、物言いが着くも成立せず。宇良は二日続けての物言いでしたね。宇良の場合は土俵際でも何が起きるか分からないので、目が離せませんね。それにしても行司の木村寿之介さんはよく見極めましたね、素晴らしい。
6日目結びの一番、王鵬-豊昇龍
前日は琴櫻戦で“横綱の孫対決”を制した王鵬。そして2日続けての結びの一番で、2日続けての大関撃破。以前は土俵上でも穏やかな印象でしたが、お父さんである貴闘力の闘争心が覚醒してきた印象です。残念なのは豊昇龍。土俵を叩く様子や礼のやり直し、良くなかったですね。
12日目、若隆景-大の里
大の里の連勝を止めた一番。ついつい大声が出てしまいましたね。大逆転、かっこよかった。大の里の突っ張りをしのいで、突き落しもしのいで、さらには土俵際で体入れ替えての寄り切り、しびれました。前頭七枚目で12勝3敗。いよいよ若隆景が上位に戻ってきますね。来場所もまだギリギリ20代ですからね、まだまだこれからですね。大の里の連覇を阻止して2度目の優勝を見たいものです。
14日目、大の里-豊昇龍
完勝でしたね、この一番で大の里の2場所ぶり2度目の優勝が確定しました。豊昇龍にとってはいろいろ苦しい場所でしたね。
たすきちの注目ポイント5選の振り返り
関脇 大の里
先場所(7月場所)では、9勝6敗と期待された成績を上げることはできず、真価を問われる場所で13勝2敗の優勝、お見事です。これで文句なく新大関ですね。昭和以降では最速となる初土俵から所要9場所での昇進です。また、敢闘賞と技能賞を受賞。新入幕からの連続三賞記録を5場所まで伸ばしました。
第42代 式守伊之助
今場所も、気合の入った響く声や軍配を返す際の重心の低い姿勢、美しい所作、かっこよかったですね。来場所は結びの一番で見られますね、楽しみです。ただ、14日目の琴櫻-阿炎の取組で、行司の軍配が返らなかったけど、両者は立ち合いましたね。両力士に、最後の塩をまく前に呼び出しからタオルを渡されていたので、制限時間いっぱいじゃないの?伊之助さん?と思いましたが、これは、やっぱり伊之助さんのチョンボですかね?
前頭9枚目 玉鷲
39歳の玉鷲、今場所も残念ながら負け越しですが、無事に初土俵から無休の通算連続出場記録を更新できましたね。おめでとうございます。11月16日には40歳になりますね。
次はこれを更新してほしいですね
前頭16枚目 白熊
新入幕の白熊、阿武剋、再入幕の北の若、いずれも負け越しですね。幕内はレベルが違うということを改めて感じました。令和6年3月場所、新入幕で優勝した尊富士はやっぱり凄い。
小結 平戸海
平戸海は先場所(七月場所)では、新小結で10勝を挙げましたが、関脇に昇進できませんでした。今場所こそ関脇へ昇進と臨んだことでしょうが、残念ながら負け越し。それでも、7勝8敗ですから、11月はご当地の九州ですし、来場所の活躍が期待されますね。
まとめ
38代木村庄之助さん、元大関の貴景勝関、本当にお疲れさまでした。
横綱不在の場所で両大関が8勝7敗と不甲斐なかったですが、来場所は新大関に負けないような活躍をしてくれるでしょう。そして、十両優勝の尊富士は13勝しましたから、来場所、再入幕できそうですね、楽しみです。