たすきちさんぽ⑤
緊急避暑休み
危険な暑さから身を守るために、「ひと休み（ヒトヤスミ）」に関連づけて、「避暑休み（ヒショヤスミ）」ということばがあるそうですね。昨晩は、なかなか寝付けなかったので少し寝不足。本日は、気温も湿度も高いためか、散歩中に熱中症の危険を感じ、堪らず近くにあったコメダ珈琲店に入りました。コメダで緊急の避暑休みです。
注文したのは、朝コメ 選べるモーニング
①山食パントースト
②手作りたまごペースト
③マーガリン
を選択。税込500円です。なんとお財布にやさしいのでしょうか。
冷たいお水とアイスコーヒー、マーガリンとたまごペーストの塩味、涼しい店内、最高でした、すっかり体調も回復です。
とろみコーヒー
お財布にやさしいコメダのモーニングですが、やさしいのはモーニングだけではありません。最近、コメダ珈琲店では、嚥下（飲み込み）が弱くなってしまった方のために、とろみコーヒーを開発し、販売していることをご存じでしょうか。本日行った店舗では、まだ取り扱っていないようでしたが、5月29日から一部店舗で販売を始めているようです。インスタントのとろみコーヒーはネットでも販売していますね。
どんなコーヒー？
アラビカ種の良質な豆を濃く抽出し、コーヒー本来の味わいを感じていただけるように作られたとろみのついたコーヒー。
とろみをつけることで、食道をゆっくり通るのでむせにくく、また時間をかけて少しずつ飲んでも冷めにくいので、ゆっくり、のんびり、くつろぎのコーヒータイムをお楽しみいただけます。とろみコーヒー：460円～640円（税込）
とろみコーヒー 販売のお知らせ｜コメダ珈琲店 (komeda.co.jp)
どうして、とろみが必要？
- 飲み込みに障害をもつ人にとって誤嚥のリスクが最も高い食品は液体である。
- 液体はあらゆる食品のなかで、流動性が高く、凝集性が低い。すなわち、液体を飲もうとした時に、口腔や咽頭内で素早く動き、ばらばらに動く。これにより、液体は最も嚥下とのタイミングを合わせにくい食品となり誤嚥のリスクが高まる。
- この液体の流動性を抑え、凝集性を高めるためには、液体の半固形化が重要となる。とろみをつけるということである。とろみがつくと口腔や咽頭内でまとまりがよく、ゆっくり流れてくれるので、誤嚥のリスクが低減する。
参考
とろみ・食分類について | 食べるを支える公式ホームページ (shokushien.net)
とろみ自動調理機・とろみサーバー
コメダのとろみコーヒーの他にも、最近は飲み物に「とろみ」をつけることができる自動販売機（とろみ自動調理機・とろみサーバー）が全国のサービスエリアや病院、公共施設などに設置されるようになっています。飲み込みの障害があっても、外食や外出先でとろみ付きのドリンクが気軽に飲める社会に徐々になってきています。こういった環境がもっと広がるといいですね。
とろみ自動調理機・とろみサーバー | 自動販売機の設置から運営管理までトータルサポートのアペックス (apex-co.co.jp)
まとめ
さぁ、これからの暑い時期の散歩は、涼しい時間帯にすることと、避暑休みスポットを確保することが大事ですね、熱中症には気をつけましょう。
